都岳連自然保護委員会: 2019年4月アーカイブ

青梅丘陵 赤ぼっこ尾根の春を楽しむ 2019春の自然観察会の写真による速報です。

2019年4月21日(日曜) 晴れてハイキング日和、奥多摩の入り口の赤ぼっこで自然観察会が行われました。 青梅線の宮ノ原駅に9:00に集合し、3班に分かれてカラスの巣や忙しそうなツバメの飛行から自然観察会が始まりました。イベントのご案内が遅れてしまいましたが、定員近い数の方が参加してくださいました。

今年は花が若干遅れていました。ヤマザクラなどがまだ咲いていてウツギはまだつぼみでした。それでも2週間前の下見の時とは違った花があちこちに現れていました。ウグイスの鳴き声、枯れ木に穴をあけたコゲラの巣、ベニシジミやナナフシモドキも見られました。

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コースは汗をかく程度のちょうどよい山道で、森からのフィトンチッドと山歩きの運動で健康的です。帰りは少し近道をして釜の淵公園で解散になりました。

今回のルートで観察した主な植物
木本
サクラ、ヤマブキ、ミツバツツジ、ウグイスカグラ、ミヤマシキミ、アオキ、ウワミズザクラ などの花
草本
シロバナタンポポ、スミレ類、シュンラン、ニリンソウ、ムラサキケマン、セリバヒエンソウ、ミミガタテンナンショウ、シャガ などの花; ホウチャクソウ などは蕾み; ウバユリ、ヤマユリ などの葉が観察できました。

写真:赤ぼっこ山頂からの展望、天狗岩でのミツバツツジ、エンレイソウ、ナナフシモドキ

2019年度 カタクリパトロールが始まりました

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2019年4月13日より、都岳連自然保護委員会の恒例行事カタクリパトロールが始まりました。
前週4月10日に降った雪が多いところでは20センチ以上も残り、カタクリの位置が特定できなかったため、本年度復活を予定した「保護柵」の設置はできませんでした。雪の中から顔を出したバイケイソウの葉株はなかなか見られない光景でした。

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JMSCA自然保護指導員の方々への案内が遅れたため、初日の参加者は10名と少なかったのですが、融雪で足元が悪い中、先行して体験の森より入山し御前山避難小屋にデポしてあった杭やロープ等の資材をチェックしてくれたメンバーと合流しました。
ここより1.大ダワ方面、2.体験の森内、3.御前山山頂~惣岳山山頂~大ブナ尾根~サス沢山~奥多摩湖、4.惣岳山~ソーヤの丸デッコ巻道~小河内峠~月夜見駐車場をパトロールし、カタクリ保護を訴える看板や立札を取り付けるとともに雪の解けた箇所での花株の分布調査や定点観測を行いました。

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4月6日に入山した時には見られなかった活動の広場下の登山道や御前山と惣岳山の鞍部、ソーヤの丸デッコ巻道等でカタクリの花がみられ、大ブナ尾根の花株も増えていました。なお、いずれの花も小ぶりの印象です。
また、例年は観察されない奥多摩湖方面サス沢山近く標高1,000m付近まで、まだらながら小さな花株や片葉が見られ、これも温暖化の影響か生育地の下降、分散化はさらに進んでいるようです。

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5月11日(土)には看板等の撤収作業を行いますので、自然保護指導員の皆様のご協力をお願いします。
また、それまでの期間も引き続きカタクリ分布調査に是非ご参加ください。
ゴールデンウイークの長いお休み、多くの方々に御前山に登って頂きカタクリを愛でて頂きたいと思います。

6/2 高尾山クリーンキャンペーンのご案内 2019年

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 6月5日の世界環境デーのある6月は環境月間です。公益社団法人東京都山岳連盟 自然保護委員会ではこれに合わせて"東京都の山"高尾山に登って清掃活動、自然環境保全などを訴える「クリーンキャンペーン」を実施します。新緑に彩られた高尾山はこの時期、杉の大木に着生する蘭の一種のセッコク、黄色のジャケツイバラの花が満開になるなど魅力にあふれています。
 登山コースは、一般の方が歩きやすい京王線の高尾山口駅から薬王院経由で山頂に至る1号路、6号路、稲荷山コースなど3つのコースで山頂を目指します。各コースとも山のベテランが先導します。
 ご家族で、お友達、お一人でもお気軽にご参加ください。
 ゴミの無い、花と緑の美しい山。自然環境保全活動の裾野を一緒に広げていきましょう。

実施日: 2019年 6月2日(日) 雨天決行
集合:  京王線 高尾山口駅前広場 午前9時
     (都岳連の清掃山行を示す青い横断幕が目印です)
申込:  事前申し込みは不要です。※1 当日、集合場所に直接お越しください。
       現地の受付で参加者名簿に住所、氏名、電話番号をご記入ください。
       グループの場合は、作成した名簿の提出でも受付可能です。(氏名、住所、電話番号)
参加費: 一人200円 小学生以下は無料
        ※保険代として現地で集金しますので100円玉でご用意ください。
持ち物: 昼食、行動食、飲料水、雨具、軍手、ゴミバサミ(あれば)など
       日帰りハイキングのスタイル、歩きやすい靴でご参加ください。
       特にお子様は長袖シャツ、長ズボンの着用をお勧めします。(すり傷やマダニ被害防止)
コース: 1号路、6号路、稲荷山コースを予定
解散:  午後13時ごろ、高尾山山頂で感謝状を差し上げて終了、解散となります。※2
主催   (公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
問い合わせ
  (公社)東京都山岳連盟 事務局へメールか電話で
  Email: koshu@togakuren.com
  電話: 03-3526-2550(月から金曜日の13時 - 17時)

 この時期は、シャガ、ジャケツイバラ、サイハイランなどの花が咲いて、参加した皆さんが楽しまれています。双眼鏡か望遠鏡があれば杉の木などに着生するランのセッコクの花もよく見えます。
 また、山登りの基礎講座、梅雨時や夏山に関する気象講座、植物観察なども予定しています。

※1 職域など多人数の団体で参加される方は予め都岳連事務局にお問い合わせください。
※2 山頂での解散となりますが、尾根道経由で城山から日影バス停まで自然観察を兼ねたクリーンハイクを行ないますので、ご希望の方はご参加ください。現地で参加者を募ります。

◎日山協自然保護指導員の方で当日スタッフとして参加者の安全確保や誘導をして頂ける方
 事前に自然保護委員会宛てメールでご連絡ください。
 Email: shizen@togakuren.com

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 皇居東御苑は、1968年(昭和43年)に開園された庭園で面積21ヘクタール。ここには四季を飾る植物・樹木が豊富です。都道府県の木だけでも31木種あるといわれています。
 この東御苑をたっぷり3時間かけて歩き、「森林ガイド」による詳しい解説で庭園を楽しみます。樹木だけでなく四季の草花(5~6月はヒオウギアヤメ、コウホネ、アサザ、花菖蒲、アジサイ、半夏生など)は勿論のこと、江戸城の変遷・江戸から明治への歴史も楽しみな話題です。
 広大な御苑が整然と整備されているのは、毎年30団体・1万人もの皇居勤労奉仕団の人々の手入れのお陰だといわれています。そんなところにも思いを馳せる観察会にしたいと考えています。
 昼食は、ワイン飲み放題付きのバイキングを堪能します。観察会が終わり次第、タクシーで昼食会場にご案内します。
 じっくりと「自然と会話」を楽しむため、参加人数を絞って応募を受け付けます。ご希望の方は早めにお申し込み下さい。


1.日時 2019年5月25日(土) 08:50 大手門左手プラタナスの木の広場(門外)に集合
2.スケジュール
  09:00 大手門から入園~東御苑を回遊(解説)~大手門から退出 12:00
  タクシーで移動 12:30~14:00 星陵会館で昼食 昼食後現地解散
    星陵会館(千代田区永田町2-16-2) URL https://www.seiryokai.org/
3.参加費 3,800円 (税込、資料・保険・昼食代・タクシー代を含む)
4.定員 20名限定
5.申し込み期間 2019年 4月3日(水)から5月17日(金)まで
    注)昼食の予約があるため変更は5月20日まで、その後の変更・返金はいたしません。
6.持ち物 散策スタイル、飲物
7.申し込み方法・問い合わせ
p20180730qrivententy.png 都岳連事務局へ次の内容をメールかWeb(QRコード)、電話かFAXでお申し込み下さい。
 氏名(フリガナ)、性別、年齢、連絡先電話番号、住所、一般・都岳連会員区別
 事務局の受付メールアドレス Email:koshu@togakuren.com
 電話 03-3526-2550(月曜~金曜の13時~17時) FAX 03-3526-2551
参加費をどちらかの方法でお振込みください。
 ※料金は各銀行でATMなどの利用条件でご確認下さい。
(1)銀行振り込みの場合
 ゆうちょ銀行 店名 〇一九店(ゼロイチキュウ店)
 口座番号 0317605 当座預金 名義 シャトウキョウトサンガクレンメイ
 振り込み人名の前に「シゼンホゴ」を追加ください。
(2)郵便振り込みの場合
 郵便振替口座番号 00130-9-317605 振り込み先名称 (社)東京都山岳連盟
 振り込み書の通信欄に「東御苑観察会参加費」と書いてください。

【自然保護 まずはあなたの一歩から】 公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会

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 公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会ではカタクリの群生で知られる奥多摩御前山でカタクリの保護のために保護柵を設置するなどのパトロールを20年にわたって実施してきました。併せて簡易トイレブースを設置、携帯トイレを紹介して山のトイレマナーの啓もう活動も行ってきました。しかし、近年御前山のカタクリは激減、その原因が奥多摩山域でも生息数が爆発的に増えたシカによる食害であること、また携帯トイレの認知度も上がってきたことから、活動内容を見直してここ2年間は保護柵の設置や携帯トイレのPR活動は行わず、登山道上のカタクリ群落の分布調査を行いました。

 今年度は、盗掘や写真撮影時の踏み付けから貴重なカタクリを守るため、保護柵や看板の設置を復活させることになりました。カタクリの分布調査も継続して実施しますので、以下の実施要領によるカタクリパトロールへのご協力をお願いいたします。

期間: 4月13日(土)~5月11日(土) ※開花状況により延長もあります。
  4月13日は保護柵等設置、5月11日はそれらを撤収しますので、多くの方の参加を募ります。
  また、期間中に自然保護指導員の方には自由な日程・コースでカタクリ分布調査をして頂き、ご報告をお願いします。
場所:   御前山に至る登山コース
調査概要:
 (1) 登山道上から観察できる範囲で調査し、カタクリの群落が認められた地点を分布調査シートに記入。
 (2) 証跡として、その場所の写真を撮ります(特徴的な場所のみ)。
 (3) 調査結果をメール、または都岳連自然保護委員会宛にご郵送ください。
    ※メールでのご報告の際は、容量を20Mバイト以下にしてお送りください。
資料のダウンロード:
  次のリンクから、分布調査シートのファイル、報告サンプルをダウンロードしてください。
  → f201904katakuripat.zip (4月8日以降)
  分布調査シートは、登山コース毎に作成されていますので、ご希望のコースを選んで下さい。
参加申込: 4月10日(水)まで
  次の必要事項をご記入の上、メールかFAXでエントリーをお願いします。
    住所・氏名・年令・(携帯)電話番号・緊急連絡先
    調査日、および調査コース
連絡先:
  メール shizen@togakuren.com、またはFAX 0493-23-3472
  郵送先 〒101-0048東京都千代田区神田司町2-10 パークサイドセブン2階
      公社)東京都山岳連盟 自然保護委員会
       Tel.03-3526-2550
その他:
◎1年間有効のボランティア保険に加入ご希望の方は、申込時にその旨記載をお願いします。
保険料の300円はご負担いただきます。なお、ボランティア保険証のお渡しは後刻となりますが、4月13日から翌3月31日まで有効ですので、万が一事故等起こりましたら上記にご連絡ください

◎4月107日までのエントリーに間に合わない方も、自由に日時とコースを選び、安全に十分留意された上で調査・ご報告いただきますようよろしくお願いいたします
なお、参加される方はご自分で山岳保険などへご加入されることを推奨いたします。

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