45自然保護指導員: 2014年12月アーカイブ

12月23日、2014年最後の水質調査を自然保護委員会委員3名、自然保護指導員1名で行いました。
年の瀬も押し詰まっているためか見かけた登山客も数名、マイナスの気温を記録する冬枯れの静かな登山道を、トチノキ広場~活動の広場~上流~湧水~避難小屋~カラマツの広場と、観察しながら回りました。
トチノキ広場からわさび田の広場を経て活動の広場へ通じるアスファルト歩道は、梅雨時の苔むした折りや冬季の雪や霜が解けて凍った時など、つるつるでヒヤリハットすることが度々ありましたが、やはり滑って怪我をするハイカーが絶えなかったとのこと。この度、東京都により歩道に滑り止め加工が施されました。道の中央部をレンガ色の帯が走ります。トラック競技場を連想させ景観的には違和感のある色味と感じました。また、厳しい自然条件の中でどれほどの効果があるのか疑問もあるところですが、今後の推移を見守りましょう。
今月もシロヤシオの道沿い、湧水の手前、カラマツの広場付近のシバグリの木に新旧含めて20個程のクマ棚を確認しましたが、湧水のセンサーカメラは湧水もヌタ場も凍り付いたためかメスジカを1頭捉えるのに留まりました。避難小屋の水は絶えることもなく流れており、動物たちが水場を避難小屋水場に移動させた可能性もあることから、来年度は避難小屋水場にもカメラを設置したいと思っています。
水質の測定値は、湧水のCODが8と相変わらず高かったものの、それ以外はいつも高めの値を記録していた上流のCODや伝導率を含め、落ち着いた数値でした。湧水は今月も水の採取が困難で、氷の割れ目から水たまりの上澄みを採取して検査しました。

3月から10か月に渡って行ってきた御前山の水質調査ですが、水場の凍結により検水の採取が困難となるため一旦休みます。来年3月再会予定です。引き続き自然保護指導員の皆様のご協力をお願い致します。

記事:小高

東京都の最高峰、雲取山の環境調査山行にご協力いただける自然保護指導員を募集しています。

都岳連自然保護委員会では、雲取山で年2回の定点観測を行っています。
東京都による浄化槽土壌処理方式(夏季用)、山荘自前の蛎殻を利用した循環式(冬季用)、及び避難小屋(ソーラーシステムによる抜気) の各トイレの使用状況、石尾根の樹木の食害、立ち枯れ状況、沢水の水質等の調査です。

12月13日(土) 奥多摩駅8時30分集合―鴨沢...奥多摩小屋...雲取山荘泊
       (歩行約5時間30分)
  14日(日) 山荘...雲取山...三条ダルミ...三条の湯...お祭―奥多摩駅
       (歩行約5時間30分)
 
 ※参加人数・コース状況により入山コースの変更あり

装 備  軽アイゼン、ストック
費 用  10,000円位
連 絡  12月12日朝までに、自然保護委員会 小高まで

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