(社)日本山岳協会・自然保護指導員 2008年度新規募集のご案内

p200806wanshou.jpg  東京都山岳連盟では、(社)日本山岳協会の「自然保護指導員」規定に基づき自然保護指導員を認定しております。
 都岳連所属の自然保護指導員は御前山のカタクリパトロール・水質調査、フィールドレポートや一般の方を対象とした春・秋の自然観察会、高尾山清掃山行など幅広く活躍しております。
 本年も、下記の要項で自然保護指導員の募集と認定講習会を行います。指導員がおられない山岳会からのご推挙、山岳環境の保護に関心のある個人会員の方をはじめ、幅広く募集しております。

1.募集人数と資格
 資格:
  (1)東京都山岳連盟加盟団体の会員または都岳連個人会員である方。
  (2)入山日数が多く自然保護活動を自覚的に実行できる方。
  (3)所属山岳会(個人会員にあっては都岳連会長)の推薦がある方。
  (4)実地・机上講習会を受講できること。
 定員: 20人 (定員になり次第締め切りますので、早めにお申し込みください)

2.実地・机上講習会
 9月7日(日) 10:00~16:30 雨天決行
 場所:  奥多摩都民の森研修室および三頭山
 研修内容:水質調査の実際と三頭山系の地理・地勢、活動と山の自然保護関連法規
 集合:  JR武蔵五日市駅 9:00

3.講習および認定費用等
 実地および机上の講習会費用として9,000円 (資料代、交通費、事務費、保険代等)です。
 なお、指導員認定時に腕章、認定証明書発行等用等(4,500円)が別途必要となります。
 認定証明書は、2009年4月1日から5年間有効です。

4.申込み方法
 受付期間:7/1(火)~8/22(金)  受付は、月曜~金曜の13時~17時
 事務局に電話(03-5524-5231)又は で予約の上、
 下記の口座に「自然保護指導員 新規認定講習会受講費」と明記し、講習会費9,000円をお振り込みください。
 なお、実地・机上講習への参加が日程上難しい方には別途講習会を準備しますので、お申し出下さい。
 郵便振替口座名義:社団法人東京都山岳連盟 00130-9-317605番

以上
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2007/12/9 日山協 自然保護指導員の講習会が行われました。新規・更新対象者、専門委員も含めて参加者は70名になった。

講習会の目的
・自然保護活動とは何か理解する。
・登山者として山の自然を守るために、問題提起します。
・自然保護指導員として何をすべきかの理解。

内容
1 自然保護委員会 委員長挨拶 (徳永)
2 自然保護指導員としての知識 (岡田)
3 都岳連自然保護委員会の活動の紹介 (小高)
4 講演 自然保護と私:自然保護活動 過去、今日、明日 (都岳連自然保護委員会 元委員長 椎名氏)
5 事務連絡、質疑


p20070701sidiinkoshu.jpg   7月1日(日) 小雨模様の中、東京都西多摩郡檜原村「都民の森」山域で、自然保護委員3名の講師と委員会スタッフで、2007年度の自然保護指導員新規申込者15名の内、都合により出席できなかった4名を除いた11名の方々に実地講習会を実施した。

実習内容
  • 都民の森事務所から三頭沢上部間の岩石と地勢の解説と実地観察(藤井謙昌委員)
  • 水質調査項目(COD、アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素、大腸菌、導電率)の意味、目的の解説と調査実習(岡田博之、高橋巌委員、スタッフ)

以下に受講者からの感想を報告する。
  • 山小屋が無人で荒れている。自然保護に関心があり定年を機に東京、屋久島両方で保護活動をしたい。自然保護活動は、単なるゴミ対策だけではないと感じた。
  • 世のために役立ちたく申込をした。地球、地形、水質の話を聞いたがあせらず勉強していきたい。
  • 緑を後世に残せるよう、お手伝いしたい。
  • 山への感謝の気持ちで保護活動をしたい。人に注意するには知識、勉強が欠かせないと考え参加した。水質調査をしてみたい。
  • 今まで自然保護に関心がなかったが、これから水の汚染などについて勉強したい。
  • 地勢の学習が自然破壊と関係するとは、考えていなかった。「岩石」について改めて勉強するとともに保護活動をやっていきたい。
  • (登山をしているので)自然に対し「罪悪感」を感じているので、お役に立ちたい。
  • 毎週のように山に行っている。「お花摘み」のゴミが気になっているので少しでも少なくする活動をしたい。
  • 今までガムシャラに登山していたが保護に関心を持つようになった。今日は自然保護の入り口に触れ、扉が開いた感じであり、今後活動をしていきたい。
  • 同じ会の人が積極的に参加しており、私も心新たに山に恩返しをしたい。美しい白然を守りたい。
  • 過去に水質汚染の調査を勉強したことを思い出した。(受講者の)山岳環境保護についての関心が高く、活動に対しても積極的に参加したいとの意欲がヒシヒシと伝わってきた。自然保護活動をやっていきたい。
 実地講習をとおし、自然環境保護の必要性や活動のきっかけを掴んで戴けたのではないかと思う。受講者の意欲を都岳連白然保護活動と融合していくことが課題と考える。実地講習が概ね好評なので、講習内容に改善を加麦質の高い講習会へと発展させたい。
 応募者は咋年19名、今年は15名と数年前の半数以下であった。都岳連加盟山岳会の内、82団体が自然保護指導員を置いて活動されている。指導員のいない会においては山岳環境保護や啓もう活動の上でも指導員のご推薦をお願いしたい。

 都岳連通信2007/2号より  自然保護委員会

日本山岳協会 自然保護指導員の心得

自然の素晴らしさを知り、自然の大切さを一人でも多くの人にわかってもらう、というのが私たち日山協自然保護指導員の目的です。以下の心得に沿い、自覚と良識を持って、各自活動されることをお願いします。

1.各自が心から自然を愛し、育む姿勢を持って行動をする。

2.自然に入るときは、腕章を所定の位置につけ、身分証明書はいつでも提示できるようにする。

3.フィールドレポートの提出
(自然保護運動を行っていくには、知識なしの空文句を唱えていても、その成果はあがらない。必要な知識を蓄え、問題点を抽出し、それを関係者に提起していかなければならない。)

4.喫煙者は携帯用の灰皿を持参する。又、ゴミの持ち帰りを励行する。

5.ラジオ又は鈴等は、熊対策以外は使用せず、自然の音を感じる様心がける。

6.腕章をつけることで、"監視"の役割が果たせる反面、道を聞かれたり植物の名前を尋ねられたりすることも多い。入山前にある程度下調べをしておく様心がける。(質問されてもわからない場合は素直に"わかりません"と言う。)

7.自分の得意な分野を持とう。

8.立ち入り禁止区域への進入、禁煙区域又は区間での喫煙、山野草の採取、盗掘など、自然を傷つける行為に対する注意を行う。(オイ、コラ! ではなく、申し訳ありませんが・・と、その区域の禁止事項を説明し理解を求める。)

9.ゴミを拾おう
みかんの皮など自然に帰るからと、捨てる人がいるがやめよう。