2017年3月アーカイブ

2017年3月5日(日) 晴れて暖かな早春の武蔵五日市駅付近で、おもしろ地球観察会が行われました。今年も応募者が多く、定員まで受け付けて30人の参加者により行われました。

集合場所を公園に代えて、資料の配付と移動の班分けを行い、ご挨拶と準備体操をして観察会が始まりました。下見の後で観察ルートを多少変更し、およそ次のようなルートで回りました。
武蔵五日市駅近くで河岸段丘の観察と発見された化石の説明 → 秋川での観察(五日市町層群・伊奈石切り出し跡・ポットホール・地層の向きを示すソールマークの観察) → 岩走神社(WC) → 横沢入(WC・昼食) → 伊奈石石切場跡 → 三内神社の伊奈石の石段 → 駅近くで15:30頃に解散。

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講師の「あきりゅうジオの会」のメンバーにより、五日市付近の河岸段丘や断層、日本がどのように出来て来ているかなどについて写真や図を表示して説明いただきました。
特に現物を観察した秋川での、水平だった海底が押されて縦になった地層や海底に有ったときの上下を示すソールマーク、泥岩を崩して見つけた貝などの化石、秋川の流れが削った岩やポットホールなどにより地球の歴史が身近に感じられました。
また、狭い範囲の砂岩の地層から切り出した伊奈石のたて堀の跡、均質な砂粒の伊奈石、加工した石臼や庚申塔を観て人の暮らしとの関わりも分かりました。里山保全地域の横沢入ではトウキョウサンショウウオなどの話もあり、カヤネズミの巣は子供さんが帰りに見つけていました。

地質関連の観察会は川に下りたり小山に登ったりで少々パワーを使いますが、普段訪れないところや気に留めていない物の遠い昔からの物語に触れて満足されていました。
また、春を感じる植物の花が観察会の中で見られました。
梅、椿、桜、ミツマタ、ネコヤナギ、ウグイスカグラ、オオイヌフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ。

写真:秋川で地層や化石の観察、流れが削った岩やポットホール、石切場跡近くの横沢入で伊奈石の解説、三内神社の伊奈石の石段