2010年1月アーカイブ

2010年度 都岳連自然保護委員会のイベントのご案内

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2010年度 都岳連自然保護委員会のイベントのご案内

都岳連自然保護委員会の企画・実施する2010年度イベントの概要についてのご連絡です。
詳細につきましては、今後掲示される個々のイベントのご案内を自然保護委員会ホームページなどでご覧ください。
関係者一同、皆様のご参加をお待ちしております。

● カタクリパトロール
 カタクリの開花に合わせて、群生地での保護ロープの設置や監視、トイレ指導などを行います。
 対象:自然保護指導員、ご協力いただける方

  4月17(土)から25(日)奥多摩 御前山
  5月 9(日)カタクリ保護柵の撤収

● 春の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。春の花や山野草などを眺めながらのハイキングです。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  5月16(日)春の自然観察会(奥多摩の横沢入)

● 高尾山クリーンハイク
 環境月間に合わせて、都心に近く自然豊かな高尾山で清掃ハイキングを行います。セッコクやシャガの花を見ながらのボランティアハイキングです。植物や山の歩き方などのお話もいたします。感謝状をお渡ししています。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  6月 6(日)高尾山 クリーンハイク (高尾山口駅から高尾山山頂)

● 自然保護指導員の募集
 社団法人 日本山岳協会の自然保護指導員として活動いただける方を新規に募集します。詳細は後日お知らせする募集案内をご覧ください。
 対象:都岳連の加盟団体か個人会員

  5月25(火)から6月25(金)新規 自然保護指導員の募集
  6月27(日)奥多摩付近での実施を検討中
  研修内容:水質調査などの活動の現状と山の自然保護について、地質など

● 秋の自然観察会
 一般の皆さんのための自然観察会です。紅葉と山野草などを楽しむハイキングです。
 対象:一般の皆さん、自然保護指導員

  11月14(日)秋の自然観察会(奥多摩の横沢入を予定)

● 日山協・自然保護指導員(更新)公開講習会
  対象:都岳連所属の日山協・自然保護指導員、自然保護指導員新規予定者、
    および山岳環境の保全に関心のある方

  11月28(日) 国立オリンピック記念青少年総合センター 


以上

多摩川の源流に位置する奥多摩御前山における自然水とし尿の調査研究 2002年

この資料は、社団法人 東京都山岳連盟 自然保護委員会により、財団法人とうきゅう環境浄化財団の支援を受けて、2002年度に調査出版されたものです。 リンクは自由ですが、引用する場合には出典と社団法人 東京都山岳連盟 自然保護委員会を明記ください。

p20091120okutamachousa2002.jpg →ダウンロード ファイル f20100228okutamasuishitu2002.pdf


御前山水質調査をはじめた理由

登山者が山頂をめざして汗をかき、冷たい沢水や湧水で喉の渇きを潤す時程、言いがたい喜びと自然の恵みを感ずることはない。

御前山は奥多摩の多摩川支流、栃寄沢をつめた所にあり、山頂のすぐ近く、御前山避難小屋の前に、数少ない山の湧き水がある。毎年、東京都山岳連盟主催の日本山岳耐久レース10月中旬に行われているが、飲み水の補給所として御前山避難小屋の水場を指定していた。ところが第3回日本山岳耐久レース(1995年)の時、この水場に東京都西部緑地公園事務所調査の看板掲示で、この水は飲めないことが示された。この掲示を受け、東京都山岳連盟自然保護委員会では、避難小屋にあるトイレが関係しているのではないかと考え、御前山は勿論、大ダワの避難小屋、都民の森、御岳山の長尾平、今熊山の各トイレについて現状調査を行い、環境庁(現在の環境省)及び日本トイレ協会とコンタクトを取った。
まず御前山避難小屋前の湧き水を採水し、東京都秋川保健所へ持参、水質調査を依頼した。期間は平成10年4月-9月まで6ケ月間であった。保健所に依頼するサンプリングには時間的制約(朝10時まで搬入)があり作業は困難を究めた。結果は登山者が多数入山する頃から水質が悪化することがわかった。そしてし尿持ち帰り用の便袋を開発し、持ち帰り運動を始め、同時に後記のアンケートをとった。

御前山避難小屋前の湧き水を調査の対象にした理由は、4月中頃からカタクリの可憐な花が山頂一面に咲きみだれ、現在はこの花の咲くシーズンに多くの登山者が山頂を訪れ大賑わいする。1日で2000名を越える登山者が訪れる日も往々にしてある。この登山者が生理現象をもよおすと、山頂直下の草むらで用足しをする。これらが頂上から流れる沢水にどのような影響を及ぼしているか、カタクリの花の保護とともに、自分達の手で水質調査に取り組みたいと考え、財団法人とうきゅう環境浄化財団に調査研究活動の助成を申し込み研究が認可された。

沢水にし尿が含まれているかどうかの水質検査方法は、日本環境整備教育センター仁木啓三氏より、自然保護委員及び自然保護指導員27名が水質検査の講習を受け、検査方法を体得した。また東京農工大学農学部環境資源科学科理学博士小倉紀雄教授及び鈴木君枝氏に、奥多摩体験の森指導センターで直接ご指導いただいた。
(資料の1ページより引用)

なお、P35の色の情報は2009/12/28の電子データ化の時点で原本にてほとんど読めない状態でした。また、p36は空白のページのため削除しました。
訂正: p1 年の誤りを訂正1996年→1995年、 p3 電気伝導度の単位の誤りを訂正  2010/02/28訂正 

多摩川の源流に位置する奥多摩御前山における自然水とし尿の調査研究(研究助成・一般研究VOL24-No.136)
著者 山本久子
発行日 2003年3月31日
発行 財団法人とうきゅう環境浄化財団